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働かないために全力で働くスタイル

2019年の景気はデレバレッジによる減速が加速する


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昨年あたりから景気のピークアウトの話題がチラつくようになってきていました。
コラム:世界経済、1年半以内に減速の可能性強まる | ロイター

年度末の米中の関税戦争の影響により、輸出企業を中心に収益が悪化、年初にはAppleが業績の下方修正の書簡を発表しています。
米国株は急反落、アップル下方修正や弱い米製造業指標で | ロイター

デレバレッジまでのプロセス

金融市場や不動産市場は、まず債務膨張によってリスク資産が膨らんでいきます。金融緩和によるマネーサプライの増加->緩和マネーが株式市場に流入し株価上昇->株価上昇によって金融資産が増加->増加した金融資産による不動産購入といった具合です。
そして債務膨張が限界に達すると、デレバレッジ(資産価格の下落リスクを回避を目的として資産を売却し、債務を圧縮すること)によってリスク資産が縮小していきます。デレバレッジは債務膨張の逆のプロセスをたどることとなります。ですので、景気の後退はまず住宅市場から起こることとなります。これはリーマンショックの際も日本のバブル崩壊の際、それぞれサブプライムローンの債務不履行や土地神話が崩壊したことことから明らかです。
アメリカの投資家ジム・ロジャーズは債務膨張->デレバレッジ...を繰り返す様を歴史は韻を踏むと表現しています。韻を踏むように、少しずつ形を変えながら反復をし続ける様子を観測し未来の予測をたてることで、ロジャースは投資家として成功しているのでしょう。
ジム・ロジャーズ「30年後の日本大変なことに」 | 投資 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

デレバレッジの兆候

現在は債務膨張の段階を過ぎ、デレバレッジまでの過渡期にあるとの味方が現在有力です。デレバレッジ景気の先行指標とされる住宅価格がオーストラリアなどのいくつかの国で下落に転じたとされています。

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引用元: 日経新聞2019/2/24「住宅価格、世界で頭打ち 経済の下押し要因に」

背景には中国政府が資本の流出規制や豪政府による銀行の住宅ローン審査厳格化などがあるとされています。日本でもスルガ銀行の一件から不動産融資の厳格化や分譲マンション価格の2年ぶりの下落など、ピークアウトの兆候が見て取れます。

我々にできること

これから住宅やマンションなど不動産の購入を先送りする

不動産の購入を検討している方は先送りした方が良いでしょう。価格が高止まりしているうえ、今後下落トレンドに入ることを考えると資産価格の低下住宅ローン金利の低下が起こり得るので、不動産相場が底打ちするタイミングまで待ちましょう。
ミレニアム世代はライフステージ的に住宅購入のタイミングかと思いますが、待った方が賢明です。

お金を貯めておく

市場の下落が底打ちしてから株式や不動産を買うため、それまでは何も買わずお金を貯めておきましょう。今富裕層と呼ばれる人たちの中には、リーマンショック以降の景気回復に伴って資産を拡大した人たちが大勢います。大きなトレンドに乗れるよう、しばらくまじめに働いてお金を貯めておきましょう。株やマンション買うのはそのあとで良いのです。