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新卒でベンチャー企業への就職はオススメか


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新卒で創業4年目のスタートアップ(ベンチャー)入社した私の経験から申し上げますと、可能なら大手企業に行きなさい、以上。

昨今スタートアップの資金調達が活況でLINEやメルカリ、Preferred Networksなど未上場で時価総額1,000億円を超えるユニコーン企業と呼ばれるスタートアップが注目を集めています。海外では優秀なヤツは大企業にいかずスタートアップを選ぶといった風潮があり、日本の意識高い学生の中にはスタートアップに就職する学生も多いようですね。

blog.btrax.com

私が新卒でスタートアップに入った理由

他に就職先がなかったから
生きていくためにはお金を稼いでご飯を食べていかなければなりません。僕が就活をしていた2013年はリーマンショック、東日本大震災後の不況により、就職が困難な時期でした。当時のバイト先にも就職できなかった大卒の方がアルバイトに来ていました...
そういった状況で、しかも取り柄などなかったためコツコツと勉強しておけば合格できるだろうと考え、予備校に通いつつ1年くらいかけて公務員試験の勉強し、公務員試験を受けました。しかし結果は不合格。勉強していただけあって、筆記は政令市の大きめの自治体などで通っていましたが、面接が全く通りませんでした。このとき悟ったのは、「自分は真っ当な組織は向いてないな」ということでした。
秋採用で大手企業の選考が若干ありましたが、真っ当な組織は向かないと考えた僕は受けませんでした。結局当時使っていたエージェントに紹介され受けたベンチャー企業から内定をいただき、就職先が無事に見つかりました。よく受かったなと思われるかもしれませんが、採用試験が中学受験の算数だけで、公務員試験の勉強をしていたため余裕でできました笑

スタートアップに入社する理由

話逸れましたが、新卒でスタートアップに入社する方の理由は大きく4パターンではないでしょうか。

他に就職先がない

私と同じパターンです。大企業に入りたかったが、不景気で内定がない。

インターンをしていてそのまま就職した

就活がめんどくさかったり、ある程度インターンといいつつも社内でのポジションを築いているため、そのままインターン先のスタートアップに就職するパターン

スタートアップに対して好印象をもっている

若いうちから仕事を任せてもらえて成長できる、IPOなどで大金を手にしたいなど

経営者のカリスマ性に惹かれて

サイバーエージェントの藤田社長や楽天の三木谷社長など、もてはやされている社長がいたり、社長自らに口説かれて入社する。

スタートアップの一般的なイメージとのギャップ

私が入って感じた、一般的なスタートアップで語られるイメージとの乖離をざっと並べてみます。

社員が思ったほど優秀でない

ベンチャーでも実態としては事業の方針を取り決めているのは数人で、多くがオペレーションを担当しているケースが多いように他社を見ていて感じます。 確かに代表には頭が切れて活力の溢れる方が多いが、現場の人が飛び抜けて優秀かというとそうでもない。
引用元: NewsPicks「新卒こそベンチャー企業に行くべき理由」

いつ潰れるかもわからないブラックな労働環境に好んで身を置くドMな人は一握りでしょう。たいていは他に行くところがなく渋々働いており、モチベーションも知識レベルも高くない人が多い。

オペレーショナルな業務に忙殺され、イケてることはできない

昔立ち上げたサービスを保守・運用しているだけで精一杯。新規に立ち上げるリソースもなく、社員のスキルは陳腐化疲弊していく。

いろんなことができるが、たいてい雑用にすぎず大した付加価値を産まない

大手であれば子会社に丸投げしたりアウトソーシングするようなバリューのでにくい業務を、お金がないので自分たちでやっているにすぎないです。

スタートアップに入るメリット

ネガティブな情報をつらつらと並べましたが、ポジティブな情報もいくつか共有しておきます。

  • ハードワークをこなせる
  • お金を稼ぐことの大変さを知れる
  • キャリアについて自分で考えるようになる
  • 大手に在籍していたら出会わなかったであろう人たちの生き様を目にすることができる
  • 起業の大変さを知れる

書き連ねてみてポジティブなのかどうかよくわからんところですが、そこそこの大学を卒業して大手企業に就職していたら絶対に出会わないであろう人たちと仕事をし、仕事や人間関係の恨みツラみを目にすることは百聞は一見に如かずだなと思います。そうゆう経験ができるとこだと思えば今後の人生が有意義になるかと思います。
また、組織や人事制度が未発達のため、自分のキャリア設計を会社に依存したくてもできません。と同時に、いつ潰れるかもわからないので外の世界に対してスキル習得やキャリア形成について求めるようになり、自身の市場価値を非常に意識するようになります。
そうゆう意味で、厳しい環境に身を置くことは人生プラスになるということは間違いないでしょう。

それでも大手企業をオススメする

というのも、これらの経験を得るにしても新卒である必要がないからです。むしろ可能であれば新卒で大手企業に入社し、中途でスタートアップに転職するのがベストだと考えています。新卒でしか入れない企業も多いですし、研修やOJTできちんと教えてくれる環境は大事です。(私は最近現職の上司から基本的なビジネスマナーができてないねと言われたのですが、学ぶ機会もなかったので当然です笑)
大手からであれば入るのも容易ですし、マネージャー以上でのタイトルで入社可能なケースも多く、新卒で下っ端の仕事をするより意思決定や組織運営に関与でき、スタートアップの醍醐味を味わえます。

というわけで今から就活の学生さんは現在売り手市場ですのでまず大手に入り、不景気になって仕事がヒマになったころにスタートアップに転職しましょう。